こんにちは。占い師の陽太です。
皆さんは「意識」「無意識」という言葉を使う機会はありませんか?
誰しも使ったことがあるこれらの意味の深さを
理解している人はそんなにいないでしょう。
今回は前々回に続いて心理学に関係するお話です。
私たちは何か行動・考えたりするときに
「あれをやろう」「こうしたらどうかな」という言葉としても
処理できる脳からのメッセージが発信されます。
これは専門的に「顕在意識(自我)」と評しますが、
この俗に言う自我そのものだけで私たちは自分を意のままに
動かしているわけではないのです。
具体的な例として海に浮かぶ氷山を例えてみましょう。
海から顔を出してる部位を「意識」とするなら、
水面下の部位は「無意識」と評することができます。
その中で、普段の日常の中で得られた記憶や経験を
個人で管理する「個人的無意識」と
民族・国家、そして人類全体に共通する「集合的無意識」があります。
個人的無意識とは、日々の生活において必要な人体の機能、
つまり習慣やクセなど自然と意識から外れた行動から、
昔あった人の顔や名前、場所のことをうっかり忘れたりする一面。
これは必要・不要な記憶を処理する中で生じるものです。
しかしもっと興味深いのは、人類全体が感じる無意識の方です。
我が国日本や海外も含め、
「広く大きく包み込むもの」を「母なる~」と表現したり、
さらには「神」なるものを崇拝し畏れる、
大災害・人災に対し皆共通して悲しみ、怒る、悼むなど、
この無意識は人類全体へネットワークを構築しているのです。
従って、「集合的無意識=普遍的無意識」と評します。
やれやれ。「集合的」だとか「普遍的」だとか、
訳分からんことばかり言いやがってコノヤロー!
・・・そんなあなたの声も聞こえそうですよ(笑)
心について研究すると、
人生は自分だけのものではなく、
社会に必要とされる自分としての冒険になります。
そこで必要となるのは「ペルソナ」、
自分を抑える「シャドウ」。
私たちの中で無意識とは自然と日常の中で大活躍しているんですよ。
なので誰かと感動や喜びを共感する機会があったなら、
「今の集合的無意識っぽくね?」
何てこの記事を読んだ方はそう悟っちゃったりしたりして(笑)
さて、今週のフォーチュンBARタロットの日程についてご案内致します。
志磨(店長) 毎週火・土曜日
マスター(店主) All Day’s(火曜以外)
koji (店員) 10/12(木)
陽太(店員) 10/13(金)
どうぞよろしくお願い致します。